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2013年02月

横浜市有形文化財・横浜地方気象台公開へ行ってきました!

3月3日(日)まで開催中の第7回 横浜山手芸術祭
山手西洋館を中心に、コンサートや展示が繰り広げられています。

そんな中、芸術祭の一環で横浜地方気象台の施設公開が行われているとこのと。
外国人墓地に面した山手の丘の上にある横浜地方気象台、前を通る度に気になっていたので
これはチャンス!とばかりに見に行ってきました。
ちなみに公開されているのは平日の9:30〜17:00までです。

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本庁舎は昭和2年に建設されたアールデコ様式の建物です。
エントランスの装飾や柱の幾何学模様にその面影を見ることができます。

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平成19年に落成した第2庁舎は、安藤忠雄建築事務所設計のモダンな建築となっています。

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入口でスリッパに履き替え(最初気づかずにそのまま入ってしまいました…)、
内部見学のはじまりです!


①エントランス、旧所長室

入ってすぐに目に入るのは、阿部式電気時計。
大正15年に山形県で製作されたというこちらの時計は、創建時より親時計として
気象台内の時計を動かしていました。
現在は部品が現存しないため、動いていません。

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アーチ状の梁や柱、階段の手すりがアールデコらしく美しいです。
暖かみのある照明も、建物の雰囲気にぴったりですねぇ。


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こちらが旧所長室です。横浜地方気象台の資料が展示されています。

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当時を再現した机や、古い煉瓦もありました。

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②本庁舎1階ギャラリーラウンジ

地震や津波に関する観測機器と、映像やパネル等の資料が展示されています。
東日本大震災の津波の映像も見ることができました。もうすぐ3月11日ですね…
3月7日から津波警報等の発表が変わるにあたって、説明の映像も流れていました。
大正13年の関東大震災や東海地震の観測についての資料もありました。


③1階渡り廊下

本庁舎から第2庁舎への渡り廊下です。
地球温暖化や海洋に関するパネルが展示されています。

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2階から釣下っているのは、高層気象観測用のゾンデ(観測機器)です。
地上から30kmまでの高さの気象を観測するそうです!


④本庁舎2階応接室

気象台創設時の写真を元に忠実に再現した部屋です。
(山手芸術祭期間中のみの特別公開です)
照明器具は元町商店街にあるお店で再現してもらったそうです。

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⑤本庁舎ギャラリーラウンジ2階

気象庁にある気象衛星、地上気象、アメダス、高層気象、気象レーダー等の
観測システムについての紹介です。


⑥2階渡り廊下

吹き抜けになっている第2庁舎への渡り廊下の2階部分です。
箱根山を中心に火山活動についてパネルで説明されています。
身近な活火山がたくさんあってなかなか興味深かったです!


⑦第2庁舎現業室

神奈川県の警報・注意報や天気予報等の防災気象情報を発信している、まさに現場です。
17時が近かったので、予報を出すためか皆様忙しく動いていました。
1班2名の交代制勤務で、24時間365日休みなく働いている職員の方々。
私達の生活を支えてくださっているのですね…感謝。


⑧本庁舎3階展示室

気象台で使用していた過去の観測機器を展示しています。
(山手芸術祭期間中のみの特別公開です)

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窓からはみなとみらいの景色がきれいに見えます!
夜はきっときれいでしょうね…♪

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晴れた日は丹沢、富士山、房総半島まで見ることができるそうです。


⑨露場(ろじょう)

気象観測を行うために整備された場所を露場といいます。
気温・湿度・降水量・積雪の深さ等を観測しています。

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その近くには煉瓦造の井戸遺構があります。
明治時代の遺構と推測され、工事の際に発掘されたものです。
本来は25m程の深さがあったそうですが、切断して一部分が展示されています。


⑩擁壁(ようへき)

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外国人墓地に面した石積みの壁はブラフ積擁壁と呼ばれ、庁舎と共に
横浜市指定有形文化財に指定されています。
ブラフ(切り立った崖の意味)積みとは、長方形の砂岩を交互に並べ、
端面がひとつおきに出るように積む工法です。


建築を楽しみに行きましたが、気象に関する展示は映像やパネルを中心にわかりやすく
興味深く見ることができました。

山手芸術祭の特別公開は3月1日(金)までですが、平日は一般公開されていますので
興味を持たれた方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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横浜地方気象台

■住所 神奈川県横浜市中区山手町99番地
■TEL  045-621-1563(総務課)
■アクセス みなとみらい線元町・中華街駅 徒歩7分 他


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新横浜で買える、花園万頭のスイートポテあんと甘納豆

先日、以前から気になっていたあるものをチェックしに、
新横浜キュービックプラザ内にあるタカシマヤフードメゾンの花園万頭へ立ち寄りました。
花園万頭といえば、新宿の花園神社近くに本店がある老舗和菓子店です。
昨年リニューアルし、甘味処もオープンして話題になりました。

そしてたまたま同時期に、甘納豆3種類をいただきました。
さて、食べ比べてみましょう…

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気になっていたもの、それはこちら。
スイートポテあんというお菓子です。季節限定品なのか、公式サイトでは紹介されていません。

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4個入りで525円です。

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小ぶりなスイートポテトの中に、こしあんが入っています。
今までありそうでなかった組み合わせですよね!

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結構甘いのかと思いきや、こしあんが上品な甘さなので
スイートポテトを食べるより少しさっぱり感がある程です。
あのお芋のお菓子特有のパサパサ感が少なく、こしあんの部分がなめらか。
和と洋がうまく合わさったお菓子です!手みやげにもよさそうです。


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花園万頭の代表銘菓「ぬれ甘なつと」と、粒寄せと呼ばれているシリーズ2種類です。

ぬれ甘なつと
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定番のぬれ甘納豆。
原材料は粒選りの北海道産あかね大納言小豆と本グラニュー糖のみ。
しっとりとした食感と、グラニュー糖のしっかりとした甘みが特徴です。


和三盆糖仕上げ甘なつと
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ぬれ甘なつとと和三盆の組み合わせ。
表面の和三盆が少しカリッとして、中のしっとりとした甘納豆との食感の違いが楽しめます。
甘さはこちらのほうが和三盆なだけあって上品な印象です。


まめやか
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北海道産の黒豆を煮上げたもの。
黒豆特有の皮がぷちっとする食感が楽しめます。
粒が大きい分、甘さは他の2種類より控えめな印象。


タカシマヤフードメゾン新横浜には横浜や神奈川のおみやげ店が多いですが、
こちら花園万頭の和菓子も手みやげにぴったりです。
横浜や神奈川県内の方への手みやげにもよさそうですね。
季節限定品もいろいろあるようなので、またのぞいてみたいと思います!



花園万頭 タカシマヤフードメゾン新横浜店

■住所 神奈川県横浜市港北区新横浜2-100-45 キュービックプラザ新横浜3F
■TEL 045-311-6111
■アクセス 各線新横浜駅直結


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王府井で初めての焼き小籠包

横浜中華街でよく見かける、焼き小籠包店の行列。
並ぶのが好きではないので、いつも横目で見つつ通り過ぎるだけでした。

それが寒い平日の夜…おそらくもうディナー真っ最中の時間に中華街を歩くと
行列が全くなく、ガラガラだったのです!
小腹が減っていたので試しに買ってみようか、といちばんメジャーと思われる
王府井(わんふーちん)へ行ってみました。

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テイクアウト専門店ですが、立派な店構えです!
その場で食べるメニューだけでなく、おみやげのパックも売っています。

職人さんがガラス越しに作業しているのが見えます。
モニターでは過去に取材されたテレビ番組が放映されていました。
この奥にレジがあり、いつもはたくさんの人が行列を作っています。

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生煎包がいわゆる焼き小籠包。
3種類ありますが、初めてなのでオーソドックスな正宗生煎包をオーダーしました。

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レジでお会計すると熱々をすぐに手渡されます。
混雑していたら食べる場所にも困ってしまいますが、空いているので店先でいただきます♪


正宗生煎包 4個480円
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香ばしく焼かれた厚みのある皮に、お箸でそっと穴を開けると…
中からは熱々のスープがじゅわっと溢れます!
(見た目よりかなり熱いので、火傷に注意が必要です…)

まずはスープを少しずつ、開けた穴から味わって…
スープが減ってきて、熱さがおさまってからがぶっといただきます。
もっちりとした皮の焼き目がついている部分はカリッと香ばしく、
ジューシーな豚肉あんと相性がいいですねぇ。


普通の小籠包と比べるとだいぶ大きめで皮もボリュームがあり、2個ずつで結構満足感がありました。
中華街で気軽に買えますし、寒い時期の食べ歩きには特にぴったりだと思います!
あまりにも有名な焼き小籠包ですが…食べたことのない方はぜひ、試してみてはいかがでしょうか。



王府井 横浜中華街店

■住所 神奈川県横浜市中区中区山下町191-24
■TEL 045-641-1595
■アクセス みなとみらい線元町・中華街駅 徒歩2分


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【里帰り編】北浦和・SOY STYLE SWEETSのヘルシーなスイーツ

以前、里帰り中に埼玉県立近代美術館へ行った帰り。
こちらで実家へのおみやげスイーツを買いました!

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SOY STYLE SWEETSという、北浦和駅から歩いて3分程の国道17号沿いにあるお店です。
その名の通り、豆乳や豆腐といった大豆スイーツの専門店です。
こじんまりとした店内ですが、他にお客さんがいなかったのでゆっくり選ぶことができました。


豆乳プリン 320円
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別添えのカラメルソースをかけていただきます♪
バニラビーンズがたっぷりで、カラメルソースをかけるとちょうどいい甘さ。
そのままだと豆乳そのものに近いお味で、甘さはかなり控えめ。
食感はややしっかりめですが濃厚すぎず、食べやすいプリンです。


豆乳ブランマンジェ 390円
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プリンより甘さがある豆乳風味のブランマンジェに、苺のソースがたっぷり。
一見甘そうですが、ソースのフレッシュな酸味で意外とさっぱりいただけます。
とろけるブランマンジェと、ソースの食感の違いも楽しめる一品です。


おとうふのベイクド・チーズケーキ 380円
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さいたま市にある白兎堂の絶品豆腐と、オーストラリア・フランス・オランダの3種類のチーズ、
さらに埼玉県産の発芽大豆(在来種「行田在来」・「借金なし」)をペーストにして焼き込んだ
しっとりとした食感のベイクドチーズケーキ。
大豆のほのかな甘みと、チーズの香りが絶妙なバランス!
通常のチーズケーキより重すぎず、幅広い年代の方におすすめです。


おとうふのガトーショコラ 360円
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たっぷりと使用した豆腐・豆乳に加え、隠し味で黒豆を使用したガトーショコラは、
通常のガトーショコラに比べてカロリーが約4割もカット!
KAOKA社の有機チョコレートを使用し、フルーティーで芳醇な香りが楽しめます。
チーズケーキ同様、しっとりとした食感と大豆の優しい甘み。
チョコレートが使用されていますが、脂っぽさがなく濃厚すぎません。
しかしチョコレート好きの方でもちゃんと満足できる、しっかりとしたお味です。


豆乳ロールケーキ(キャラメルクリーム) 350円
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豆乳・大豆粉に加え米粉を使用したふんわりとしたスポンジ生地に、たっぷりの生クリーム。
ところどころに散りばめられたキャラメルソースの甘さがほんのり感じられます。
ホールの1/4カットサイズで、2〜3カットして食べられます!


豆乳パウンドケーキ 抹茶 190円/キャラメル 180円
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見るからに美味しそうなパウンドケーキだったので、思わずこちらも購入♪
それぞれ抹茶とキャラメルの味が濃く、大豆スイーツとは思えないどっしり感。
しかし甘さは控えめでやっぱりヘルシーなのです。


大豆スイーツやマクロビオティックというとストイックな印象になりがちですが、
こちらのスイーツは控えめながらも甘さがちゃんと感じられるので
甘いものを食べている満足感を味わいつつ、ヘルシーという女性には嬉しいことだらけです!
また、お子さんがいらっしゃるご家庭でも安心ですね。

お店の方も笑顔が素敵な接客でとても気持ちよく買い物できました。
また近くへ行ったら立ち寄りたいと思います!



SOY STYLE SWEETS

■住所 さいたま市浦和区常盤9-33-2
■TEL 048-711-7788
■アクセス JR京浜東北線北浦和駅 徒歩3分


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ル・ブルターニュでフレンチな夜カフェ♪

少し前のことですが、日仏学院のイベントへ行った帰りにどこかへ入ろうと
女3人でぶらぶらしていたところ…目に入ったのはル・ブルターニュの看板。
こうなったらとことんフレンチな気分に浸ろう♪と、ドアを開けました。
平日の遅い時間でもほぼ満席。やっぱり人気ありますね!!

こちらは1996年に日本初のクレープリーとしてオープンしたお店です。
本場ブルターニュの空気がそのまま伝わってくるような雰囲気!

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まずはやっぱり…シードルですね!

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シードルボウルにたっぷり。辛口ですっきり、ごくごく飲めてしまいます。


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2人はガレットで夜ごはんでしたが、私はクレープで夜食…?

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デザートクレープの中でいちばんのおすすめというキャラメルブールサレ。
塩バターキャラメルのシンプルなクレープです。

こんがりと焼かれた生地はもっちりとした食感。
塩バターキャラメルのソースは塩味と苦みがしっかりきいていて
個人的にはかなり好みのキャラメルです。
バターの香りとキャラメルソースの風味をストレートに楽しめます。


テラス席だとなかなか店員さんに気づいてもらえないようでしたが…
店内だと呼べばすぐに来てくれるので特に問題なかったです。
しっとり過ごすよりわいわいおしゃべりが似合う雰囲気ですね。
女同士の楽しいおしゃべりで夜は更けていきました☆



ル・ブルターニュ 神楽坂店

■住所 東京都新宿区神楽坂4-2 コンフォート神楽坂1F
■TEL 03-3235-3001
■アクセス 各線飯田橋駅 徒歩4分 他


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