【番外編】横尾忠則現代美術館へ行ってきました
GWの大阪旅行。新大阪駅でささっとランチを済ませた後に向かったのは
2012年11月に開館した神戸市灘区にある横尾忠則現代美術館です。
兵庫県西脇市出身の画家・横尾忠則さんからの寄贈・寄託作品を鑑賞することができます。

6月30日(日)まで、開館記念展の第2弾として
ワード・イン・アート〜字は絵のごとく 絵は字のごとくが開催されています。

横尾作品に描かれた文字に焦点を当て、文字はアートになり得るのか?というテーマのもと
その独自性と多様性を「絵のなかのタイポグラフィ」、「表示する文字/記録する文字」など
4つのパートで展示しています。
1950年代のポスターデザインから2000年代のY字路シリーズ、そしてこの展覧会のための新作まで、
さまざまな年代の作品を鑑賞することができました。
関連性のある異なる年代の作品が並んでいたり、過去の作品に大胆な加筆をして
新しい作品として生まれ変わらせたり、とても見応えのある75点です。
元々グラフィックデザイナーとして作品を制作していた横尾さんならではの
文字を作品に取り入れることの意義を感じ取ることができました。
心にふっと突き刺さるような言葉があり、ただ絵画鑑賞するだけでなく
その意味に思いを巡らせる楽しみがあります。
また、開館記念展第1弾の際に展示された作品の完成年の数字を
横尾さんご本人が壁に直接書いていて、その数字がそのまま残されていました。
真新しい壁に残された数字を見ると、前回の展示の面影を感じられ
遊び心があるなぁと思うと同時に、本展のテーマである「文字」の存在を強く感じられました。
意識的なのかはわかりませんが…
こうやって月日と共に育っていくのが楽しみです。
こちらは1Fのロビー。展示は2Fから始まります。
1982年に兵庫県立近代美術館新館(西館)として開館した建物をリニューアルしています。
外観は月日を感じますが、内装は白を基調とした真新しい空間となっています。

入口には大きなWORD ARTの立体作品があります。
側にペンがたくさん用意されていて、来館者が自由にメッセージなどを書き込んでいます。
お子さんや絵ののスキルがある方がだいぶ熱心に書き込んでいました。
アートを身近に感じられる試み、いいですね。


こちらは横尾さんのツイッターのつぶやき。
真っ黒になるほど書いてください、とのことでしたので私も書いてきました。

ちなみに横尾さんが書き込んでいるのはこの辺りです。
まだ残っているといいのですが…これから来館される方はぜひ探してみてください。


今週末6月15日(土)・16日(日)は1Fオープンスタジオにて公開制作が行われます。
無料で観ることができますので、お近くの方はぜひいらしてみてください!
(府中市美術館の公開制作の記事はこちら)

横尾忠則現代美術館(兵庫県立美術館王子分館)
■住所 兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30
■TEL 078-855-5602
■アクセス 阪急神戸線王子公園駅 徒歩6分 他
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2012年11月に開館した神戸市灘区にある横尾忠則現代美術館です。
兵庫県西脇市出身の画家・横尾忠則さんからの寄贈・寄託作品を鑑賞することができます。

6月30日(日)まで、開館記念展の第2弾として
ワード・イン・アート〜字は絵のごとく 絵は字のごとくが開催されています。

横尾作品に描かれた文字に焦点を当て、文字はアートになり得るのか?というテーマのもと
その独自性と多様性を「絵のなかのタイポグラフィ」、「表示する文字/記録する文字」など
4つのパートで展示しています。
1950年代のポスターデザインから2000年代のY字路シリーズ、そしてこの展覧会のための新作まで、
さまざまな年代の作品を鑑賞することができました。
関連性のある異なる年代の作品が並んでいたり、過去の作品に大胆な加筆をして
新しい作品として生まれ変わらせたり、とても見応えのある75点です。
元々グラフィックデザイナーとして作品を制作していた横尾さんならではの
文字を作品に取り入れることの意義を感じ取ることができました。
心にふっと突き刺さるような言葉があり、ただ絵画鑑賞するだけでなく
その意味に思いを巡らせる楽しみがあります。
また、開館記念展第1弾の際に展示された作品の完成年の数字を
横尾さんご本人が壁に直接書いていて、その数字がそのまま残されていました。
真新しい壁に残された数字を見ると、前回の展示の面影を感じられ
遊び心があるなぁと思うと同時に、本展のテーマである「文字」の存在を強く感じられました。
意識的なのかはわかりませんが…
こうやって月日と共に育っていくのが楽しみです。
こちらは1Fのロビー。展示は2Fから始まります。
1982年に兵庫県立近代美術館新館(西館)として開館した建物をリニューアルしています。
外観は月日を感じますが、内装は白を基調とした真新しい空間となっています。

入口には大きなWORD ARTの立体作品があります。
側にペンがたくさん用意されていて、来館者が自由にメッセージなどを書き込んでいます。
お子さんや絵ののスキルがある方がだいぶ熱心に書き込んでいました。
アートを身近に感じられる試み、いいですね。


こちらは横尾さんのツイッターのつぶやき。
真っ黒になるほど書いてください、とのことでしたので私も書いてきました。

ちなみに横尾さんが書き込んでいるのはこの辺りです。
まだ残っているといいのですが…これから来館される方はぜひ探してみてください。


今週末6月15日(土)・16日(日)は1Fオープンスタジオにて公開制作が行われます。
無料で観ることができますので、お近くの方はぜひいらしてみてください!
(府中市美術館の公開制作の記事はこちら)

横尾忠則現代美術館(兵庫県立美術館王子分館)
■住所 兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30
■TEL 078-855-5602
■アクセス 阪急神戸線王子公園駅 徒歩6分 他
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